木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

ホワイトウッドマツ科 | 針葉樹

ホワイトウッドの板
原産地
ホワイトウッドはヨーロッパの殆どの地域に広く分布しています。また、ロシアの西部でも生育しています。
比重
気乾比重: 0.46
強度
やや軟らかい
特徴
ホワイトウッドは樹高が40m、胸高直径が1mほどになる大きな木で、特にルーマニアの産地では60mクラスの大きなものが生育しています。

乾燥には時間はあまりかかりませんが、乾燥後も変形する傾向がやや見られるようです。しかし、現在は集成材とする事でこの欠点は補えるようになってきています。
強度に関しては弾力性があまりなく、一般的に良材と呼ばれているものより、やや低いレベルだと言えます。特に曲げに対する適正がないので、曲げ加工には不向きです。
切削加工については材が少し軟らかい事もあり、初心者でも容易に加工する事ができます。釘やネジを使った際も割れる危険性は低く、問題なく使用できます。
耐久性はあまりなく、辺材部分は虫の害を受けやすいようです。また、湿気に対する耐性もやや低いと言えます。

ホワイトウッドはホームセンターなどでも販売されている為、簡単に購入する事ができます。
ホワイトウッドの木
その他の名称
ヨーロピアンスプルース、ホワイトディール、コモンスプルース、ノルウェイスプルース
学名:[Picea abies]
価格
色調
辺材、心材ともに近い色をしており、殆ど白色に近い色をしたものから淡い黄褐色をしたものがあります。辺材、心材の境界は見分けづらい。
用途
ホワイトウッドは主に内装材やDIYの材料として利用されます。内装材として利用される場合は集成材に加工し、強度を高めるケースが多いようです。集成化した場合、湿気の多い場所や硬さが必要な箇所での利用でなければ高い信頼性を期待できます。

別の用途としてはヨーロッパの中部、及び東部から産出されたホワイトウッドは共鳴性が非常に高い事から、ピアノの音響板として大変、評価されています。
また、ギターやバイオリンなどの弦楽器の表板としても使用されます。
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