木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

ケヤキニレ科 | 広葉樹

ケヤキの板目
▲ ケヤキの板目
ケヤキの紅葉
▲ ケヤキの紅葉
原産地
国内では北海道を除き、全国的に分布しています。
比重
気乾比重:0.69
強度
非常に硬い
ケヤキの木
▲ ケヤキの木
ケヤキの葉
▲ ケヤキの葉
その他の名称
ツキ
学名:[Zelkova serrata]
価格
高価
色調
辺材は灰白色で、心材は帯黄紅褐色。辺材、心材の色調が全く違う為、境界は明瞭ではっきりしていて見分けやすい。
特徴
ケヤキは強靭で狂いが少なく耐朽性にも優れているという実用性の高い特徴を持ち、外見的にも木目が力強くて美しい事から古来より日本国内で最良の広葉樹として扱われてきました。
ケヤキは重硬で非常に硬い木材ですが加工はそれほど困難ではなく時間をかければ他の樹種と同じように問題なく行う事ができます。

また、如輪杢という特別な杢が出る事もあり、これは杢の中でも最高級の杢とされています。ケヤキには如輪杢の他にも玉杢、葡萄杢、牡丹杢、、泡杢、笹杢などといった特殊な杢が出る事がある為、それらの杢がでている木の場合、見た目に大きな差がでる樹種だと言えます。

国内でも有数とされる程、非常に魅力的な樹種である事から、ケヤキの魅力を世界に広めるという計画が立案された事があり、一時的にヨーロッパ方面へ輸出した事がありましたがヨーロッパの人達はケヤキの色があまり好みではなかったらしく思ったような成果は上げられなかったそうです。
用途
主に建築材、家具材など。特にお寺の建築にはケヤキが欠かせないものとなっています。
家具の中でも和家具の材料としてケヤキは特に有名で、和箪笥、和机、ちゃぶ台などが作られていますが、近年では住宅が洋風化しケヤキの豪快な木目は住宅の雰囲気にあまり合わない事から家具の材料としての需要は昔ほどなくなってきているようです。

ケヤキのその他の用途としては和太鼓の胴の部分やお盆、お椀などの漆器があげられ、これらの加工品の材料としては現在でも非常に価値が高いとされています。

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