木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

コアマメ科 | 広葉樹

コア写真1
原産地
ハワイ諸島の原生樹種
比重
気乾比重:0.67
強度
やや硬い
特徴
コアは樹高が25m、胸高直径が1.2mに達する木で、環境適応能力に優れ、優良な材は雨の多い地域で発見される事が多い。
かなり緻密で硬く、強度がある。乾燥も容易で乾燥後も安定している。加工は容易で美しい光沢のある表面に仕上がる。また湿気、虫害などの耐性も備えています。
樹木の名前になっているコアはもともとハワイ語で、「勇気」の意味を持ちます。
今ではあまり見られませんが、コアの大木がたくさん生えていた頃、ハワイの人々はコアの大木をくりぬいて、その湿気や虫害に対する強さを活かしたカヌーやサーフボードを作っていたそうです。
コア写真2
その他の名称
ハワイアンマホガニー
学名:[Acacia koa]
価格
高価
色調
薄褐色から帯赤褐色で金色の光沢を帯びています。
用途
コアは外観が美しく、優れた共鳴性を持っているので昔からウクレレの材料などに使われてきました。
専門の職人から人気が高く、家具や建材、建具、彫刻などにも使用されます。
木材アクセスランキング TOP10