木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

グリーンハートクスノキ科 | 広葉樹

グリーンハートの板
原産地
グリーンハートは南米大陸のガイアナに生育しています。ブラジル、スリナム、ベネズエラにも限られた量ですが生育しているようです。
比重
気乾比重:1.03
強度
硬い
特徴
グリーンハートは樹高が20~40m、胸高直径が1mほどになる、名前の通り緑色を帯びた木です。
乾燥はかなり遅く、乾燥の際、劣化が見られます。乾燥後はそこそこに安定した材となります。あらゆる強度基準で高い数値をたたき出す、非常に強靭な木で加工は難しく、粉塵による粘膜アレルギー症状が出る事があるので注意が必要です。釘打ち、ネジ止めの際は下穴を開ける必要があります。
表面は光沢があり、艶出し剤を使用すると更に美しく仕上がる。
非常に特殊な性質を持つ木で、海水に対して非常に高い耐性を持っており、フナクイムシなどの虫害にも強いです。また、保存薬剤の注入なども受け付けず、燃えにくいという特性を持っています。
グリーンハートの木
その他の名称
ベベレ
学名:[Ocotea rodiaei]
価格
やや高価
色調
辺材の色は淡黄緑色で、心材の色は緑褐色です。辺材と心材は色調が同じ為、境界は不明瞭な為、見分けづらい。
用途
グリーンハートは国内での使用例があまりないようなのですが、海外ではその海水に対する極めて高い耐性を活かし、運河、ダムなどの用材、造船の際の甲板などの材料など海に関わる場所での使用例が非常に多いようです。
その他の用途としては高い強度を活かし、工場の床、ビリヤードのキュー、釣竿、長弓などにも利用されます。
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