木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

バルサパンヤ科 | 広葉樹

バルサの板
原産地
中米から南米エクアドルにかけて分布しています。
比重
気乾比重:0.12~0.20
強度
軟らかい
特徴
バルサは世界一軽い木材として有名で、ノコギリよりナイフでカットした方が加工が容易な材です。
非常に成長がはやく樹種で約5年ほどで樹高20m、直径60cmになります。
バルサはとても浮力の強い木材で軽さの割に強度があり、加工が容易なのでホームセンターや模型店で工作用の材として販売されています。
欠点としては耐久性がない事とあまり木目が美しくない事です。また、加工の際はできるだけ接着剤を使うようにし、釘打ちやネジ止めは避けた方が良いでしょう。
バルサの木
その他の名称
学名:[Ochroma lagopus]
価格
色調
色の薄いものもありますが、基本的には桃色を帯びた淡い茶色をしています。
用途
バルサは身近な所ではバードカービングや模型飛行機の材料として有名で、素麺の箱やコルクの代用品としても使用されています。
その他には航空機の床材、ボートの材料としても利用されています。
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