木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

イチイイチイ科 | 針葉樹

イチイ写真1
原産地
国内では全国的に広く分布しており、特に北海道では優良木が取れるといわれています。
比重
気乾比重:0.45~0.62
強度
硬い
イチイの木
その他の名称
アララギ、スオウ、スダオノキ、 紫松、水松、オンコなど。
学名:[Taxus cuspidata]
価格
高価
色調
辺材は狭く白色で、心材は紅褐色、辺材、心材の境界はきわめて明瞭です。
特徴
イチイの木の名前の由来は仁徳天皇がこの木で杓を作らせ、その見事な出来栄えに感激した事から、当時、最高位の官位を表す「正一位」授けた事からきていると言われています。

イチイの樹木は岐阜県の位山が有名な産地であり、その事が理由となって岐阜県の県木にもなっています。一般的に樹齢を重ねたものほど、木肌が綺麗で色艶が良いものが多いとされます。

木材としての特徴としては加工性が良く、軽くて粘りがあり、狂いもあまり見られず、弾力性に富むといった加工品の材料として必要な要素を多く持っている樹種と言えます。
その加工性の高さから繊細な彫りに向いているとされ、家具の装飾部分や木彫り彫刻の材料として古くから親しまれてきました。
用途
イチイは見台、仏壇などの和家具の材料として古くから使われ、建材としては床の間の床柱、落掛などに利用されています。
特徴を活かした利用方法としては彫刻、櫛、お盆、茶筒などがあげられ、イチイで制作されたこれらの上質の木工製品は現在でも価値が高いものとして珍重され続けています。

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