木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

アカシアマメ科 | 広葉樹

アカシアの板
原産地
北米大陸の東側にあるアパラチア山脈周辺に分布しており、製材品の出荷はアメリカ合衆国のテネシー州やケンタッキー州にが主となっています。
現在は砂漠化している中近東にもかつては生息していたと言われています。
比重
気乾比重:0.78
強度
非常に硬い
その他の名称
英名:[Acacia mangium]
学名:[Robinina pseudoacacia]
価格
やや高価
色調
辺材は淡い黄色で心材は淡い緑褐色、色調が異なるので辺材、心材の境界は分かりやすい樹種です。
特徴
アカシアの木は直径が1~1.5m程度に成長する樹種で、原産地の北米では木材としての評価が高く、開拓時代から重要な樹種として扱われてきました。

アカシアは重厚な木材なのでノコギリやカンナでの加工はやや困難ですが腐食や摩耗に非常に強く、乾燥後の収縮が少ないという木材として優良な特徴をもっています。
また、衝撃や曲げにも強く、接着剤との相性も良いので接着剤の使用も問題ありません。

アカシアの仲間は非常に種類が多い事で知られており、その数は800種類にも及ぶと言われています。
日本ではアカシアをニセアカシアと呼ぶ事もあり、街路樹として植樹されている場合もあります。アカシアの木は花が美しいなどの特徴を持っているので観賞用の花木としても知られています。
用途
アカシアの木材は現在ではフローリングの材料などに多く使用されています。アメリカの開拓時代にはその強靭さを活かして馬車の車輪や車軸の材料としても使用されており、その後は電柱や支柱、枕木や造船の材料として使用されていた時代もあったようです。
また、古代エジプトでは家具や作業台、工具の材料として使用されていたようで、大英博物館に保存されているファラオの椅子もアカシアで作られているそうです。

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