木材博物館は国産材及び、世界中の木材の種類、特徴などをご紹介している木材図鑑です。

ホワイトアッシュモクセイ科 | 広葉樹

ホワイトアッシュ板目
▲ ホワイトアッシュの板目
ホワイトアッシュの木
原産地
北米の五大湖周辺に分布しています。
比重
気乾比重:0.68
強度
硬い
ホワイトアッシュ柾目
▲ ホワイトアッシュの柾目
その他の名称
アメリカトネリコ
学名:[Fraxinus americana]
価格
やや高価
色調
辺材は白色で、心材は帯灰白色。辺材、心材の境界は明瞭で容易に見分ける事ができます。
特徴
ホワイトアッシュは樹高24~37m、胸高直径は0.6~1.5mほどの大きさに成長する木です。

材質的には乾燥すると非常に丈夫で衝撃や摩耗に強くなります。

日本のプロ野球のバットの材料として、よく利用されているヤチダモと似ていますが、ヤチダモ以上に粘りがあり、強度が高いという特徴があります。
しかし、この木材は育った場所などにより、木材の性質に大きな差が出る為、とても軟らかい材が混じる事もある為、取り扱う場合には注意が必要です。
用途
ホワイトアッシュは野球のバットやボートのオール、ホッケースティックなどのスポーツ用品の材料として有名です。

アメリカのメジャーリーグの選手もこのホワイトアッシュ製のバットを多く使用しています。
その他の利用方法としては家具材、合板、内装のフローリング材などです。

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